子供の登下校を見守るには、キッズ携帯かGPSどっちがいい?
登下校を見守るアイテムと言えば、キッズ携帯かGPSですが
どっちを持たせるか迷うところです。
子供の安全を守るために毎日使うものだから、機能が良いものを選びたいし
長く使うとなれば料金も気になりますよね。
この記事では、キッズ携帯とGPSそれぞれの違いや比較ポイントなどについてわかりやすく解説していきます。
この記事でわかること
- キッズ携帯とGPS 比較ポイント
- キッズ携帯のメリット・デメリット
- GPSのメリット・デメリット
- こんな場合におすすめ
キッズ携帯かGPS。どっちにしようか決めかねている方、ぜひ最後までご覧ください♪
とりあえず知っておきたいこと
- キッズ携帯は学校への持ち込みが禁止な場合が多い
- キッズ携帯の位置情報サービスは、毎月かかる使用料金とは別に料金がかかる
- 親が格安SIMユーザーの場合、3大キャリアキッズ携帯の位置情報サービスは使えない
※本記事で「キッズ携帯」は、ドコモ・au・ソフトバンクで販売されている子供用携帯電話を指します
※表記価格はすべて税込価格です
【キッズ携帯とGPS】比較ポイント4つ
キッズ携帯とGPS、どんなところが違うのか?
比較すべきポイントをまとめました。
キッズ携帯とGPS 比較ポイント
機能の違い
キッズ携帯とGPSの機能の違いを見ていきます。
位置情報に特化したGPSに対して、キッズ携帯は通話やメール、カメラなど様々な機能を搭載しています。
機能 | キッズ携帯 | GPSキッズ携帯 |
---|---|---|
位置情報(エリア通知・経路履歴など) | 別料金 | ◯ |
通話 | ◯ | ✕ |
メール | ◯ | ✕ |
防犯ブザー | ◯ | △ |
※GPSでも防犯ブザー機能つきの端末もあります。
キッズ携帯
緊急時などに確実に連絡を取りたい場合にはキッズ携帯一択になります。
キッズ携帯で位置情報サービスを利用する場合には別料金がかかりますが(くわしくは「料金の違い」の項目で解説)、子供の位置を知ることはできます。
キッズ携帯は通話やメールが主な機能なので、子供の移動を見守る機能の充実度や位置情報精度の高さはGPSには少々劣る印象。
また通話やメールができるキッズ携帯を子供に与える場合、対面していない相手とやり取りをするためのリテラシーや危険性についても、ある程度教えておく必要があります。
GPS
位置情報に特化したGPSは、通話やメールなどで直接やり取りをすることはできませんが
追加料金なく複数人で子供を見守る機能や指定エリアへ出入りした際の通知などさまざまな機能が充実しています。
また、次のように限定的な発信ができるGPSもあります。
- 子供からSOS発信をする
- お互いに音声メッセージ(8秒以内など)を送り合う
- お互いにテキストメッセージを送り合う
位置情報サービスをメインに使いたい場合は、精度の高いGPSを利用するのが良いかも
料金の違い
キッズ携帯、GPSともに
- 端末本体料金
- 毎月かかる使用料金
とあります。(場合によっては初期事務手数料も)
加えてキッズ携帯の位置情報サービスは、毎月の使用料金とは別に毎月220〜330円かかり、
機種によっては位置情報の検索にその都度料金がかかるものもあります。
キッズ携帯 | GPS | |
---|---|---|
端末本体価格 | 14,000〜18,000円 | 3,280円〜39,900円 |
毎月かかる使用料金 | 550円 | 462円〜1,078円 |
位置情報サービス | 220〜330円 | 無料 |
検索料 | 5円(ドコモのみ) | 無料 |
※GPSは月額料金なしの買い切りタイプも含みます
位置情報に加えて音声メッセージやテキストメッセージを送る機能のついたGPSは料金が高めです。
そうであればキッズ携帯を買うという選択肢もありますね。
\数量限定で端末代3,280円(税込)、月の使用料金が初月は無料!/
学校への持ち込みはできるか
子供の登下校を見守る場合、学校への持ち込みが許可されているか確認する必要があります。
携帯電話の持ち込みは禁止の小学校が多いですが、申告さえすれば持ち込める学校もあります。
GPSは持ち込みを許可している学校が多いです。
ただGPSの中でも音声メッセージのやり取りができるタイプのものもあるので、持ち込みができるかはあらかじめ学校に確認しておくのが良さそうです。
親が格安SIMユーザーの場合
親が格安SIMユーザー(ドコモ・au・ソフトバンク以外を使用)の場合、
auとソフトバンクは子供単独でキッズ携帯の契約ができます。
ただその場合、
- 位置情報サービスは利用できない
- 家族間通話割引サービスは使えない
という条件つきになるので割高に感じてしまいます。
GPSは、3大キャリア・格安SIMユーザーに関係なくどのタイプのGPSも利用できます。
GPS端末を購入して対応するアプリをインストールするだけなので、SIM関係なく使えて便利です。
【キッズ携帯とGPS】メリット・デメリット
キッズ携帯とGPS、登下校を見守る上でのそれぞれのメリットとデメリットをまとめました。
キッズ携帯
メリット | デメリット |
---|---|
・通話やメールで連絡が取りあえる ・防犯ブザー機能付き機能が多い | ・料金が高め ・位置情報サービスは別途料金がかかる ・学校に持ち込めない場合多い ・親が格安SIMだと位置情報サービス利用不可 |
操作方法を教える必要もあります。
GPS
メリット | デメリット |
---|---|
・位置情報は月額料金のみ ・追加料金なく複数人で見守れる ・学校へ持ち込める場合が多い ・コスパが良い | ・緊急時にすぐ連絡を取り合えない ・機能は位置情報サービスのみ |
使用する場面やお子さんの年齢、家庭のライフスタイルなどと照らし合わせて検討しよう!
【キッズ携帯とGPS】こんな場合におすすめ
キッズ携帯とGPSのメリット・デメリットをふまえて、それぞれに適したケースをまとめました。
次のようなポイントを目安に決めてみてはいかがでしょうか。
キッズ携帯がおすすめ
- 子供の位置情報だけでなく日頃から直接やりとりをしたい
- 子供が家でひとりでいる時間が長い
- 子供が習い事などでひとりで出かける日が多い
学年が上がってくると
キッズ携帯を持っている友達が増えてきて、子供から「キッズ携帯がほしい」というリクエストがでることもあります。
友達間でのやり取りが自分だけできないという疎外感を感じてしまうこともあるので、生活上必要な場合に限らずまわりの友達との関わりも考慮する必要がでてきたりします。
GPSがおすすめ
- 子供の居場所をできるだけ正確に知りたい
- 子供を複数人で見守りたい
- 学校以外にひとりで出かけることは少ない
- 料金は安めが良い
GPS選びのポイント
GPSで登下校を見守る場合、最適なGPSを選ぶポイントについてまとめました。
- 位置情報の精度
- バッテリーの持ち
- エリア通知、複数人見守り
- SOS発信機能
位置情報の精度
低学年のお子さんの場合なるべく正確な位置情報が知りたいですよね。
次のようなGPSだとより正確な位置がわかります。
- 位置情報を測位する衛星の数が多い
- Wi-Fiスポットや携帯基地局を併用している
位置情報の更新頻度が多いとより安心です。
バッテリーのもち
GPSはランドセルに入れたりぶら下げたりして使用するので、充電するときはランドセルから取り出してケーブルをつな充電が完了したらまたランドセルに戻します。
この手間が毎日かかるとわずらわしく、最悪の場合ケーブルに繋いだまま忘れて出かけてしまうことも。
また充電切れで位置情報がわからないということを避けるためにも
できるだけバッテリーが長持ちするものを選びたいですね。
SOS発信機能
現在たくさんのGPSが販売されていますが、機能面ではいくつかのタイプに分かれます。
- 位置情報のみ
- 位置情報+子供からSOS発信ができる
- 位置情報+子供・親がお互いに発信ができる
どのくらいの機能を求めるかは家庭のライフスタイルやお子さんの年齢などを考慮して、最適なものを選びましょう。
登下校の見守りにおすすめのGPS
3つの機能別で、おすすめGPS11社をまとめました。
バッテリーや位置情報の精度など、カテゴリーごとにランキングでまとめました。
登下校を見守るなら位置情報に特化したGPS
キッズ携帯とGPSの違いや比較ポイントについてまとめました。
子供ひとりの時間が長く直接連絡を取る必要がある場合などはキッズ携帯が必要です。
ただ登下校を見守ることに重きをおいた場合では、次のような点からキッズ携帯よりも位置情報機能に特化したGPSの方がコスパや使い勝手が良いと個人的には思います。
- 学校への持ち込みが許可されるケースが多い
- 位置情報の精度が高い
- 位置情報の検索や複数人の見守りに追加料金が不要
GPSはシンプルな位置情報機能だけのタイプのほかにも発信ができる機能付きのタイプなどもあり選択肢は広いです。
ご家庭のスタイルに合った最適なGPSを選んでみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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