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マイホームのために土地を探したいけど
何から始めたらかわからない
土地を購入してからマイホームを建てるとき、大変なのが「土地探し」。
我が家も初めての経験で苦戦しました。
この記事では、約半年間の土地探し実体験で学んだ
マイホームのための土地の選び方や必須チェックポイント
について我が家の土地探し体験を踏まえてご紹介します。
マイホームのために初めて土地探しを計画中という方の参考になれば幸いです。
- マイホームのための土地の選び方手順
- 土地の有益情報を得るためのコツ
- 後で後悔しないためにもチェックすべきポイント
- なかなか土地が見つからない時の対策
![](https://koharubiyori8.com/wp-content/uploads/2022/01/sizuko-smile-white.png)
土地探しは根気がいる!
![](http://image.moshimo.com/af-img/0337/000000015665.gif)
【土地探し体験談】理想の土地探しのための行動フロー
![メモにリストアップ](https://koharubiyori8.com/wp-content/uploads/2021/06/tochi_a-1024x683.jpg)
![](https://koharubiyori8.com/wp-content/uploads/2022/01/newham.png)
土地探しって何から始めたらいいんだ?
土地探しの大まかな流れがこちらです。
- タイムリミットから逆算して土地探しスタート
- 家族全員の希望条件をリストアップ&優先順位付け
- どこのハウスメーカーで建てるか候補を決める
- 自然災害に備えてその土地のリスクを確認
- 不動産会社・ハウスメーカー等に希望を伝える
- 行政や法的な制限など必須チェックポイントについて確認
土地探しはタイムリミットから逆算してスタート
マイホーム完成を「小学校入学に合わせたい」などタイムリミットが決まっている場合は
そこから逆算して土地探しをスタートさせる必要があります。
それより早く始める分には問題ありませんが
のんびりしすぎると間に合わなくなってしまう可能性も。
家の新築工事の期間は、早いと数ヶ月、一般的には1年弱。
それまでに土地を決めるとなると、そこからさらに数ヶ月〜1年はみておく必要があります。
我が家の場合
子供の「小学校入学」と同時に入居する目標でした。
子供が年長さんの間に新築工事を完了させるために、年中さんの春から土地探しをスタートし
秋頃に土地を決めました。
希望をリストアップして優先順位をつける
まずはどんな土地がいいか、最初に希望条件をリストアップします。
同居する家族みんなで希望を出し合いリストアップしたら、それに優先順位をつけてみます。
![](https://koharubiyori8.com/wp-content/uploads/2022/01/sizuko-smile-white.png)
これだけは絶対に譲れないというポイントや、
こんな土地は避けたいというポイントも
あげておくといいですね。
優先順位をつけよう
- 予算(土地・家の配分も含め)
- 土地の広さ・形状(庭・駐車場の必要性)
- エリア
- 利便性(交通・店などの環境)
- 周辺の治安
- 日当たり
我が家の希望条件
1エリア 2予算 3日当たり 4複数区画
夫の通勤時間や実家との距離、子供の教育などのポイントから
建てたいエリアがあったので第一条件はエリア。
その希望エリアなら学校やスーパー、病院などの距離はさほど変わらないので
特別細かい希望はなし。
そのエリア内で予算に収まる土地を探す感じでした。
できれば1区画に家を建てるよりも
複数区画あるのが希望でした。
「複数の区画がある土地」に建てたほうが、同じ世代の家族と1からコミュニティをスタートできると思い
そう希望を伝えていました。
ちなみに、土地の希望条件をリストアップするのと同時に、
どこのハウスメーカーで家を建てるのかある程度決めておくのがおすすめです。
土地情報は不動産会社だけでなく、ハウスメーカーや工務店が独自に持っていることもあるので
気になるハウスメーカーや工務店ともつながっておくといい情報が入手できるかも!
我が家もハウスメーカー経由で土地を決めました!
不動産会社ともやりとりしていましたが
希望条件に当てはまる土地情報をくれたのがハウスメーカーで
即決でした。
(細かく言うと施主とハウスメーカーをマッチングしてくれる会社経由です)
災害のリスクに備える
当然のことながら安全に住める家が一番です。
私が以前住んでいたエリアは海から近く、津波のハザードマップを見ると危険な区域でした。
なので土地探しでは、津波や洪水などの自然災害リスクのなるべく低い土地を探すことが優先でした。
自然災害のリスクについては早めに考えておきましょう。
考えておきたい自然災害リスク
- 洪水
- 津波
- 土砂災害
- 地盤沈下、液状化
国土交通省のハザードマップサイトである程度調べることができます。
その土地の住所を打ち込むだけでリスクがわかるので、ぜひ参考にしてみて下さい。
ハザードマップサイトでも確認できますが、
近隣の住民の方に過去にそのエリアでどんな自然災害があったかを聞くのも有効です。
不動産会社やハウスメーカーの方が聞いてくれることもあります。
地盤については、不動産会社やハウスメーカー経由で専門の会社からその土地の近隣のデータを見せてもらいました。
周辺のデータからおおよそのリスクがわかります。
ただその土地ピンポイントのリスクは実際にその土地で地盤調査をしないとわかりません。
不動産、ハウスメーカー等に希望を伝える
土地を探すときの頼れるパートナーがこちら。
- 不動産会社
- ハウスメーカー・工務店
- ハウスメーカー・工務店を紹介してくれる会社
ハウスメーカーや工務店の中にも土地探しからお手伝いしてくれる所もかなりあります。
ハウスメーカーにも土地探しを依頼できれば情報がより多く集まります。
ネット情報は売れ残った土地
土地探しで手っ取り早いのは不動産会社などのサイトで検索して情報を集めるというやり方です。
でも土地探しをしていて学んだのが「ネットに公開された情報は古い」ということ。
言い方は悪いですが、ネットなど大衆に向けて掲載されているものは、ほぼ売れ残った土地。
土地探しを始めた当初、各社のサイトを見て回りましたが、
確かに良さそうなものはなかなかありませんでした。
いい土地はネットに掲載される前にほとんど買い手がついてしまいます。
まず不動産会社やハウスメーカーなどの営業の方に自分の希望条件を伝え、
いい情報があればすぐ個別に連絡してもらえるのがいいと思います。
頼れる紹介会社
住宅を建てたい人にハウスメーカーや工務店を紹介してくれる会社があります。
数多くあるハウスメーカーの中から自分たちの予算や理想にあった会社を選ぶのは大変なことです。
我が家の場合、地元の施主とハウスメーカーをマッチングしてくれる会社に
「土地も一緒に購入したいこと、予算、エリア、家の理想像」などを伝えて、
土地探しもできて予算内におさまりそうなハウスメーカーを提案してもらいました。
結果、そのハウスメーカーの持っていた土地が希望条件にピッタリだったので即決したという流れでした。
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マイホーム資金「土地+建物」
この予算のやりくりを
ハウスメーカーでうまく調整してもらえたのは助かった〜
![](http://image.moshimo.com/af-img/0337/000000015665.gif)
必須チェックポイント8つ!そこに家建てられる?追加費用は?
いろいろと土地を見ていくなかで
まず最初に確認しておくべき!と感じたポイントをピックアップしました。
良さそうな土地を見つけたらまずは
建築可能な土地なのか、追加費用は必要かを
チェックしましょう。
<必須チェックポイント>
- 前面道路
- 地目
- 建物・傾斜の有無、地盤の状態
- ガス・水道・電気
- 用途地域
- 来歴
- 事故物件
- 騒音・においなど
前面道路
家を建てる場合、その土地の前面に接する道路の幅が4m以上である必要があります。
さらにその道路と家を建てる敷地が2m以上接していなければなりません。
そもそも道路に接していない土地に家は建てられません。
公道か私道か
前面道路が私道の場合、私道に接した土地の所有者たち複数でその道路を比率で共有するか、分筆するか、まったく別の個人や法人が所有するかのどれかになります。
我が家の前面道路も私道で、それぞれの家の軒先の一定の区画を所有する分筆の形になっています。
当初は私道と聞いて何となく心配しましたが、電気やガス・水道なども来ており、特別困ったことはありませんでした。
- 道路の整備など各々で負担しなければいけないデメリット
- 利用するのはほぼ住民のみなので安全で静かというメリット
※もし私道が共有や分筆でなく全く別の所有者であるという場合は、通行や掘削の承諾を得る必要があります。
地目
地目が「宅地」であればそのまま家が建てられます。
地目が「田」「畑」という農地を他者から購入して家を建てるのは不可能ではありませんが、
様々な条件をクリアしたり行政の手続きもあり資金も時間も労力もかかるためあまり現実的ではありません。
「沼」「ため池」である場合は軟弱な地盤が予想されるので地盤改良に必要があり、まとまった追加費用が掛かります。
建物は建っていないか?傾斜の有無、地盤の状態は?
土地の上に建物があれば解体費が必要になり、平坦な土地でなく傾斜があったり、
地盤が軟弱であれば改良する工事が必要です。
それぞれに追加の費用が掛かります。
ガス・水道・電気はきているか?
前面道路にガス・水道・電気が来ていない場合は本管から引き込んでくる必要があり費用が掛かります。
また候補の土地にもともと浄化槽が設置されていて下水道に切り替えたいという場合は撤去費用が掛かります。
用途地域は?
候補地がどの用途地域にあるか確認します。
住宅地なのか、工場・商業施設の多いエリアなのかなど把握しておく必要があります。
用途地域によって建てられる建物の制限もありますので自治体のHPで確認しましょう。
土地の来歴
これは必ずチェックすべきポイントというわけではありませんが、
私はずっと住む場所になるのでどんな土地だったのか気になり調べました。
今までの土地の使われ方や所有者などについてです。
どんな建物が経っていたのか、田畑だったのか、など…
土地を購入する前に担当の営業の方が調べてくれましたが、個人的にも調べられます。
明治あたりまではさかのぼって調べられると思います。
- 法務局で土地の登記簿謄本を閲覧・取得する(オンラインでも可能)
- 図書館の郷土資料などで過去の地図を調べる
- 今昔マップ(埼玉大学の先生が製作されたサイトで現在と過去の地図を同時に並べて見られて便利です。※非対応エリアあり)
事故物件か否か
これは気にならない人はスルーでいいと思いますが、我が家の場合は担当営業の方から勧められて、
念のためネットで調べておきました。
なんとなく気になる…という場合は一度調べておくのがおすすめです。
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事故物件はちょっと…
におい、騒音など
予算や希望条件、行政や法的な部分も大事ですが、
実際にその土地に何度か足を運んで、においや騒音がないか確認することも大事です。
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朝・昼・夜など時間を分けて何度か確認できると理想的!
![](https://koharubiyori8.com/wp-content/uploads/2022/01/newham.png)
時間によって変わるからね
特に近隣に工場や川がある場合、においがする場合も考えられるので確認しておきたいですね。
その他、交通量や近所の住民の年齢層・様子などもある程度わかると安心です。
全然見つからない時の対策と我が家の場合
![コーヒーでリラックス](https://koharubiyori8.com/wp-content/uploads/2021/06/tochi_b-1024x683.jpg)
理想の土地との出会いは本当にタイミングだと思いました。
すぐに見つかる場合もあれば1年以上かかることも。
いい土地があっても別の買い手がすぐについてしまって逃してしまうこともあります。
ある程度やれることを一通りやって
「果報は寝て待て」でいるのがいいかもしれません。
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半年経った頃、美容室で「大丈夫ですか」
と心配されたことも…
疲れが全面に出ていた模様…
我が家の場合は半年以上かかりました。
最初の条件ではなかなか土地が見つからず…
希望の土地が見つかったとき、実は候補のハウスメーカーではありませんでした。
(紹介会社からのつながりでもらった情報でした)
土地は希望にピッタリだけど家は1番の理想ではなく。
ところが詳しく調べると、家づくりでできることも多いし予算も抑えられそうで
![](https://koharubiyori8.com/wp-content/uploads/2022/01/sizuko-smile-white.png)
意外といいかも!
となり、その土地・ハウスメーカーに決めました。
![](https://koharubiyori8.com/wp-content/uploads/2022/01/newham.png)
家より土地の方が優先順位が上だったんだね
なかなかいい土地が見つからないときは
条件が厳しすぎる場合もありえるので、再検討したり
あまり調べていなかったハウスメーカーやエリアを検討してみてもいいですね。
期間に余裕をもって土地探しをスタートしておくと焦らずに済みます。
理想の土地が見つからない!ときのポイント
- 希望条件が厳しすぎるかも?→条件を再検討(エリア拡大、ハウスメーカー再検討など)
- 100%希望通り!は難しいので「絶対譲れないポイント」を明確に
【土地探し体験談】まとめ
我が家の土地探し体験をふまえて土地の選び方の流れと必須チェックポイントをご紹介しました。
後悔しない土地の選び方の流れ
- タイムリミットから逆算して土地探しスタート
- 家族全員の希望条件をリストアップ&優先順位付け
- どこのハウスメーカーで建てるか候補を決める
- 自然災害に備えてその土地のリスクを確認
- 不動産会社・ハウスメーカー等に希望を伝える
- 行政や法的な制限など必須チェックポイントについて確認
必須チェックポイント
- 前面道路
- 地目
- 建物・傾斜の有無、地盤の状態
- ガス・水道・電気
- 用途地域
- 来歴
- 事故物件
- 騒音・においなど
理想の土地が見つからない!ときのポイント
- 希望条件が厳しすぎるかも?→条件を再検討(エリア拡大など)
- 100%希望通り!は難しいので「絶対譲れないポイント」を明確に
理想の土地探しは時間も必要で根気もいります。
使える情報やサービスを駆使して効率よく探しましょう!
マイホームづくりのために土地探しをしている方が、
理想の土地を選ぶ際の参考になればうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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